死

生命が二十億年の営みに己れを否む死を見出しと
生命が死を見つけしは大きなる生きの姿を現はさん為
米飯も家も着物も死に克たん永き努めに見出しものぞ
慈(じ)とは生悲(ひ)とは死にして死を救ふ思ひ自ら慈しみにて
絶対に我を否みて死のありぬ何うもなし得ぬ運命として
青写真の無数の線が秘むる夢機械を下げし二人上りぬ
この山の変ぼう秘めし設計図二人の男指を指し合ひぬ
設計図眺め語れる男あり夢と現実を交換のため
設計家の頭の中に街のあり図面担へて役所を出ずる

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