春の開花と温暖化

さて、春になりました。様々な花が咲くいい季節ですね。 今年の東京での桜の開花は3月14日で、これまでで最も早い記録となりました。

倉吉市白壁土蔵群近くの桜並木

温暖化によりその開花の時期が徐々に早くなっているようです。一般に春における開花の調節には2つの遺伝子が関わり、開花発現を抑えるFLC遺伝子と促進するフロリゲン(FT遺伝子)があります。FLC遺伝子は数週間~数か月にわたる冬の寒さにより抑制が徐々に減少し、フロリゲンが増えて春の開花に向かいますが、遺伝子の解析を用いて地球温暖化により開花の時期が徐々に早くなることが証明されています。

開花を調節するFLC遺伝子とFT遺伝子が温暖化により変化する(Nature Communication 2013より)。